談話室

▼▽長女は保育士になり、次女は結婚して家を離れ家族と暮らしている。曽我ひとみさんは介護施設で働き、自らは土産売り場で働いた。佐渡での暮らしは楽しめたのではないか。ジェンキンスさんが77年の生涯を閉じた。

▼▽在韓米軍の兵士だった時に脱走し北朝鮮に渡ったことを「人生最大のミス」と悔いた。英語を教える中で知り合った曽我さんと結婚、2004年の2度目の小泉訪朝で娘2人と来日した。先に帰っていた曽我さんがタラップ下で感極まり口づけを交わした再会劇が印象深い。

▼▽「金(キム)正日(ジョンイル)氏一族の世襲が続く限り解決は期待できない」。拉致問題について生前語っていた。無情にもその通りなのか、拉致事件が相次いだ当時から約40年経過した今も道筋は見えず、肉親の老いが進む中、増元るみ子さんの母親も他界した。残された時間は限られている。

▼▽今年の漢字が「北」に決まった。この文字を一見しただけで、ミサイルで隣国民を脅かし、粗末な木造船で自国民の命も危険にさらし、拉致に無関心を装う国がすぐ思い浮かんでしまうこの時世が悲しい。これも時代の一断面か。雪を伴い吹きすさぶ北風が余計身に染みる。

(2017/12/13付)
最新7日分を掲載します。
  • 12月13日
  • ▼▽長女は保育士になり、次女は結婚して家を離れ家族と暮らしている。曽我ひとみさんは介護施設で働き、自らは土産売り場で働いた。佐渡での暮らしは楽しめたのではないか。ジェンキンスさんが77年の生涯を閉じた。 [全文を読む]

  • 12月12日
  • ▼▽歩道に収まり切れず、車道にまではみ出した数十万人の群衆が叫ぶ。「万歳!ベーブ・ルース!」。1934(昭和9)年11月、米国選抜チームの一員として来日した「野球王」を歓迎する東京・銀座の光景である。[全文を読む]

  • 12月10日
  • ▼▽木村拓哉さん演じる侍が藩主の御膳(おぜん)に箸を付けるや倒れ、一命を取り留めるも失明する。藤沢周平さん原作の映画「武士の一分(いちぶん)」は主人公が「毒味役」だった。だが実際にあった役職かと問われると、戸惑ってしまう。[全文を読む]

  • 12月9日
  • ▼▽目玉おやじが茶わん風呂に漬かる。水木しげるさんの妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」である。眠くなって寝ると目はどうなるか-。にわかに思い浮かばない場面だが、「人間と同じだから眠い時は目をつぶる」(作者)。[全文を読む]

  • 12月8日
  • ▼▽1897年に北海道阿寒湖で球状の緑藻を発見、後に「毬藻(まりも)」と名付けた人物が県人だったことをご存じだろうか。飽海郡松嶺(現酒田市)出身で当時札幌農学校の学生だった川上瀧弥(たきや)(1871~1915)である。 [全文を読む]

  • 12月7日
  • ▼▽文壇きっての料理人だった檀一雄は、青森県弘前市の一杯飲み屋で同席者から薦められ、ハタハタの卵ブリコを酒肴(しゅこう)として食した。粒々を●(か)むのに難渋して、十分に咀(そ)嚼(しゃく)できた「少年の日に返りたい」と感慨に耽(ふけ)った。 [全文を読む]

  • 12月6日
  • ▼▽「アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ」。明るい振る舞いの中に、既に凋落(ちょうらく)の種が宿っている。そのような意味であろう。太宰治の小説「右大臣実朝」で、鎌倉幕府の3代将軍だった源実朝がひとりごちた言葉である。 [全文を読む]

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