談話室

▼東北芸術工科大のアトリエ棟で先週、総合美術コースの演習をのぞいてきた。実業家やクリエーター、職人やプロデューサーと多士済々の十数人を招き、その一人一人を学生数人ずつが囲んで語り合い、人生経験に学ぶ。

▼▽アートと社会の接点を学んでいる学生たちだが、演習の狙いは「大人との対話を通して社会性を学ぶ」点にもあるそうだ。佐原香織教授は「今は学校と家庭でしか大人と触れ合わないまま入学してくる学生も多くて」と打ち明ける。最近の学生に対する危機感が根底にある。

▼▽昨年度の体力・運動能力調査で興味深い結果が出た。幼児期に外でよく遊んだ小学生ほど、運動習慣が身に付き体力テストの点数が高かったという。わが幼少期を顧みてもその通りと思うが、気になるのは現代の外遊び事情だ。物騒な世とあってか外で遊ぶ子が減っている。

▼▽かつての公園には毎日がき大将がいて、暗くなるまで遊び回る子どもたちを地域の大人が見守ったものだ。外遊びが健全な体をつくり、経験豊かな先達との対話が社会性を育む―。演習でゲストに生き生きと話し掛ける芸工大生を見ながら、そんな当たり前のことを思った。

(2017/10/19付)
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  • 10月19日
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  • 10月18日
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  • 10月17日
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  • 10月16日
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