【鶴岡】漂流の漁師を救助、本間さんに感謝状 酒田海上保安部

2011年11月30日
人命救助し感謝状を受ける本間鋼太郎さん(左)=鶴岡市
人命救助し感謝状を受ける本間鋼太郎さん(左)=鶴岡市
 漁船転覆事故で漂流中の漁師を救助したとして、酒田海上保安部は25日、鶴岡市小岩川、海栄丸船長の本間鋼太郎さん(65)に感謝状を贈った。

 本間さんはことし8月25日午後10時55分ごろ、はえ縄漁のため地元の小岩川漁港を出港した際、漁港の沖合約200メートル付近で海中に転覆している「いそみ舟」の灯火を発見。暗闇の中で付近を捜索し、助けを求める漂流中の69歳男性漁師を見つけ、船に引き上げて救出した。男性漁師は救命胴衣を着けており、大きなけがもなく無事だった。

 本間さんが所属する県漁協念珠関総括支所によると、男性漁師がサザエの刺し網の引き上げを行っていた際、網が根掛かりしたところに横波を受けて転覆したという。男性は十数分間漂流していたらしい。

 感謝状を受けた本間さんは「(救助した男性は)同じ小岩川の漁師仲間で、助けるのは当たり前。海中の灯火が見えなかったら気付かなかったかもしれない。本当に早く発見できて良かった」と話していた。