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収穫に感謝し豪快に裸餅つき 米沢・さらし巻きの若衆

2017年12月04日 17:43
天井のすすが付くほど縁起が良いとの言い伝えから若衆がこねた餅を勢いよく突き上げた千眼寺の歳越祭=米沢市
天井のすすが付くほど縁起が良いとの言い伝えから若衆がこねた餅を勢いよく突き上げた千眼寺の歳越祭=米沢市
 米沢市の千眼寺(せんげんじ、鈴木一志住職)で4日、収穫に感謝し、新年の豊作を願う伝統行事「歳越祭(としこしさい)」が行われ、さらしと鉢巻き姿の若衆が天に向かって豪快に餅を突き上げた。
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 若衆約30人が身長ほどある千本ぎねを握り締め、三つの大臼を囲んで餅をついた。「煉(ね)り歌」を歌いながら、湯気立つもち米を練り、表面がつるつるになると、歌を「搗(つ)き歌」に変え、テンポよく臼に向かってきねを下ろした。最後は「あげろ、餅あげろ、天竺(てんじく)までも…」という「揚げ歌」を歌い終えるのと同時に、餅を天井まで一息に突き上げた。

 この日は檀家(だんか)らが寄せたもち米約600キロを用意。午前5時半から始まり、休憩を挟みながら午後3時ごろまで餅をつき、納豆やあんこにからめたり、雑煮にしたりして来場者に振る舞った。

 歳越祭は1641(寛永18)年から続くとされる。害虫による凶作に苦しんでいた農民が境内にある保呂羽堂(ほろわどう)の縁の下の砂を田にまくと豊作となったことから、感謝の気持ちとして餅をつき、供えたのが始まりという。

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