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仙台経由でタイから山形へ チャーター便、2月に運航

2018年01月13日 08:35
200人近いタイからの観光客を受け入れるため開かれた臨時会議=酒田市・ホテルリッチ&ガーデン酒田
200人近いタイからの観光客を受け入れるため開かれた臨時会議=酒田市・ホテルリッチ&ガーデン酒田
 タイから本県に入る観光客約150人を乗せたチャーター便が来月、同国―仙台空港間で運航される。本県観光を主目的としたタイからのチャーター便運航は初めてとみられる。東北へのインバウンド(海外からの旅行)拡大を目指す「みちのくインバウンド推進協議会」(酒田市)がタイに照準を合わせて継続してきた誘客活動が実った形だ。この便で席を取れず別行程となった一行と合わせると約180人が来県する見込み。12日に酒田市内で受け入れの臨時会議が開かれた。

 同協議会は、理事長の熊谷芳則ホテルリッチ&ガーデン酒田社長らが旗振り役を務め、本県と東北の観光事業者、観光協会が参加して2015年9月に設立した。17年末までにタイから実際のツアーを8本呼び込み、計230人を受け入れたほか、大手テレビ局の撮影隊を3度招き、撮影された本県観光資源が現地で放映されている。

 17年8月には県の委託事業で旅行会社を招請し、庄内地域と新庄まつりなどを観光するモニターツアーを実施した。今回のチャーター便運航の実施主体は日本の旅行会社だが、現地で旅行者を集めたのは8月のモニターツアーなどの参加事業者。チャーター便は280人乗りで、約150人が本県をメーンに観光する。この便とは別に羽田空港乗り継ぎで庄内空港から1団体約35人が来県予定だ。

 2月7~12日に4グループに分かれ、本県を中心に周遊する。新庄市での雪遊びや大蔵村肘折温泉、鶴岡市あつみ温泉での旅館宿泊、ホテルリッチ&ガーデン酒田での縁日体験、酒田市中通り商店街でのバーベキューなどを楽しむ予定だ。何度も訪日している富裕層が多いという。

 同協議会は、河野裕喜事務局長の人脈で、訪日ツアー実績が多いタイの旅行会社「ワールド・プロ・トラベル社」と連携し、旅行プランを作成してきた。日本の暮らし・文化に触れる体験や、その土地ならではの企画が盛り込まれている点が受けている。

 12日の会議で同社のルンナパ・カンパヤ社長は、山村の湯治場風情があり、住民と交流できる肘折温泉を例に「五つ星ホテルでなくても光るコンセプト(概念)があれば人を呼べる」と説明。同協議会の熊谷理事長は「今回成功すれば今後の誘客拡大が期待できる」と意気込んだ。

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