県内ニュース県内の新車登録、2年連続増 17年度、「軽」が4年ぶりプラス
2018年04月12日 12:40
![]() 軽自動車の届け出台数は7.5%増の2万2547台。軽自動車税増税に伴う買い控えで16年度まで対前年度比減少が続いたが、メーカーの新型車投入効果もあり回復した。乗用車登録台数は2万7651台で1.7%増となり、2年続けて前年度比プラス。3ナンバーの普通車は3.3%増の1万2257台、5ナンバーの小型車は0.5%増の1万5394台だった。 月別では、軽自動車は前年度を下回った月が3カ月あったが、5月(36.8%増)6月(36.1%増)と増加幅が30%を超える月もあった。乗用車登録は6月11.2%増、4月10.2%増と増加幅が10%を超え、計9カ月で前年度を上回った。日産自動車とSUBARU(スバル)の無資格検査問題の影響を受け、11月(6.7%減)12月(7.4%減)1月(5.4%減)は前年度比マイナスだった。 今年3月の新車登録は、乗用車が1.7%増の4310台。このうち普通車は9.7%増の2039台、小型車は4.7%減の2271台だった。軽自動車の届け出は1.6%減の3335台で、二輪、貨物も含めた全体は0.1%減の8367台だった。 軽自動車が好調だったことについて、県自動車販売店協会は「増税による買い控えが一段落したことに加え、性能、燃費、安全性が向上した新型車が発売され、消費者の需要が増した」と分析。乗用車に関しては「先行き不透明感があるが、年度末にかけて盛り返してきた。新年度の販売に期待したい」とした。
おすすめニュース
|
文字サイズ変更
山形新聞からお知らせ
|