県内ニュース地元の若衆、豪快に水掛け 鶴岡・鼠ケ関「みこし流し」
2018年04月16日 12:01
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若衆たちがみこしに向かって豪快に水を掛けた=鶴岡市鼠ケ関
鼠ケ関港西端の弁天島にある厳島神社の例大祭に合わせて行われた。精進徒(しょうじんと)と呼ばれる地元の若衆約20人がみこしを担ぎ、笛や太鼓の音色に合わせて地区内を練り歩いた。若衆たちは水の冷たさにも動じず、威勢のいい掛け声を上げながら流れるみこしに水を掛けていた。長男がみこしを担いだという近くの会社員五十嵐達也さん(49)は「流れが速かったので心配だった。無事に担ぎ終えてくれたのでほっとした」と話していた。 みこし流しは江戸時代中期から伝わる神事で、網にかかった弁天像を村人が手厚く祭ったところ豊漁が続いた伝説に由来するとされる。
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