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【駅伝】11チームの戦力分析 迫るレース、あと2日

2018年04月25日 12:13
前回大会で競り合う選手たち。第63回大会も11チームの好走が期待される=2017年4月、酒田市
前回大会で競り合う選手たち。第63回大会も11チームの好走が期待される=2017年4月、酒田市
 第63回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日のスタートまであと2日に迫った。郷土の代表としてたすきをつなぐ出場11チームの戦力を分析する。

【酒田・飽海】高校生、力出し切るか
 前回は総合2位。盤石な力を持つ社会人は主将の菅原翼(遊佐町役場)のほか、柴田翔(菅原コーポレーション)が調子を上げている。春休みに東京の大学で武者修行を積んだ同年代トップクラスのエース荒生実慧(酒田南高)、急成長している阿部雅史(同)ら高校生が実力を最大限に出し切れるかが最大のポイントとなる。中学生は伊藤徹(酒田東部中)が楽しみな存在。本番直前で主力に故障者が出た影響を最小限にとどめ、粘りのレースで強豪としての力を示したい。

【鶴岡・田川】主要区間の好走が鍵
 箱根駅伝を2度経験した鈴木博斗(JA鶴岡)や大学生ら若手が順調な仕上がりを見せ、昨年より確実に戦力は上がった。主力の後藤拓馬(オリエンタルモーター)吉泉亘(JA庄内たがわ)が安定しており、いかに主要区間で好走し、後続につなげられるかが上位入賞の鍵となる。大きなけが人もなく、高校生も徐々に調子を上げている。ベテランの加藤善宏(大滝商店)や佐藤智武(鶴岡五中教)が若手の走りをしっかりフォローできれば、総合6位以内が見えてくる。

【新庄・最上】バランス取れた布陣
 社会人のベテラン勢と成長を続ける若手のバランスが取れた布陣で本番に臨む。今春大学を卒業した新加入の寄木康弘(最上町教委)は主要区間での好走が期待される。高校生は野口颯(酒田南高)や星川優河(東海大山形高)を中心に勢いがある。キーマンは攻めの走りでチームをけん引する山口大陽(舟形町教委)だ。昨年はけがに苦しんだが、今年は疲労をため込まない調整で順調な仕上がりを見せる。各日とも序盤で好位置をキープし、流れに乗って上位を目指したい。

【北村山】1年かけ戦力底上げ
 昨年総合7位に沈んだ悔しさをばねに、1年間かけて戦力の底上げを図り、多くのメンバーが自己記録を更新している。けん引するのは主将の辻村充(東根市役所)やスピードが持ち味の佐藤研人(山形銀行)に加え、主力に成長した斎藤龍生、本間渉、大塚翔太(いずれも神町自衛隊)。荒井雄哉(東京国際大)吉田梢(東洋大)も主要区間を担う。力を伸ばしている鈴木克彦、清水壱晟(ともに山形中央高)も浮上の鍵を握る。粘り強い走りを発揮して総合3位以上を狙う。

【寒河江・西村山】実力ある選手が好調
 昨年は故障明けで本来の実力を発揮できなかった星川裕貴(山形ミートランド)荒木瞭一(同)の両実力者が順調に調子を上げているのが好材料。杉沼聖平(スガタ商事)も他チームのエース級と肩を並べるまでに実力をつけており、チームの3本柱を形成する。高校生は県トップクラスの大沼翼(東海大山形高)ら実力者がそろう。つなぎ区間を担う選手の調整がやや遅れているのが気掛かりだが、一般選手が粘り、好位置でたすきをつなぐことで総合上位に食い込みたい。

【天童・東村山】中高生踏ん張れるか
 主力に新加入はないが、斎藤真也(天童市役所)大室尚喜(天童木工)は充実度を増し、チーム力は上がった。前回ブレーキとなった石井辰樹(東北パイオニアEG)は雪辱を期し、星川聖(JAてんどう)らも区間賞を狙う。一部に故障が出て、調整が遅れているのが気掛かりだ。安定感のある一般に対し、課題は高校と中学生。一新したメンバーの踏ん張りが総合3位以内の鍵を握る。26人のフルエントリーとなったが、実質的には22~23人の布陣で、細心の調整が求められる。

【山形】若手に実力者そろう
 前回は社会人中心のオーダーで総合3位。今回は菅原直哉(東京国際大)森優太(順大)大沢駿(東洋大)ら他チームのエース級と渡り合える実力を持つ大学生に加え、松岡龍生(山形中央高)志貴勇斗(山形南高)ら若手の実力者がそろい、チーム力はアップした。エース森谷修平(山形市役所)は膝の故障から復帰し、調整は順調に進んでいる。目標は総合2位以上。第1、第2日で踏ん張り、いかに地元・山形に戻る最終日につなげられるかが優勝争いに絡むためのポイントとなる。

【上山】4人がチームけん引
 ベテランから若手まで戦力のバランスは良い。柱は桜井豊(上山市役所)金塚洋輔(同)佐藤寛人(県農業総合研究センター)金子正太(東和薬品)。4人が流れをつくって、チームをけん引する。横沢大智(古窯)も自己ベストを更新するなど調子を上げている。若手では初出場の佐藤光成(上山明新館高)が期待を集める。多くのメンバーは順調に仕上がっており、選手層は昨年より確実に厚くなった。各選手が力を出し切れば、3日間を通して好勝負を見せることができる。

【南陽・東置賜】厚い選手層、V7狙う
 総合6連覇を果たした前回の主力は健在。実戦を積んで力をつけた若手も入り、バランスのいい陣容となった。大黒柱の遠藤正人(南陽市役所)は順調な仕上がり。長距離区間にはフルマラソンを主戦場とする小川智寛(三陽製作所)を据える。キーマンとなる主将の堀宏和(南陽市役所)は持ち味の粘り強い走りで順位の押し上げを狙う。高校生のエース格、島津裕太(九里学園高)の走りにも期待が懸かる。想定外の展開でも抜かりなくカバーできる厚い布陣で総合7連覇を狙う。

【長井・西置賜】樋口、オンサリゴが柱
 前回に比べて中堅の選手層が厚くなり、チームの総合力は向上した。主将の樋口勝利(西置賜行政組合消防署)、県トップクラスの実力を持つジョセフ・オンサリゴ(那須建設)の2人が柱で、区間記録を塗り替える走りも期待される。紺野凌(西置賜陸上競技協会)圭汰(同)兄弟も実力を伸ばしており、学生では中津川遥也(東北福祉大大学院)と菅野利記(国士舘大)が力を付けている。調子の良い選手をレース前半から積極的に起用し、上位に食い込む機会をうかがう。

【米沢】若手戦力の充実光る
 若手の戦力は近年になく充実している。関東の大学で力を付けた蜂屋瑛拡(国学院大)鈴木渓太(創価大)が2年ぶりに出場する。高校生では、一般区間でも勝負できる実力を持つ大野陽人(九里学園高)、スキー距離で鍛えた心肺能力の高さが武器の羽鳥紘文(米沢中央高)らに注目。新戦力の川野部桂(サクサテクノ)は走りだけでなく、選手の意識改革の面でもチーム力の底上げに貢献した。安定感のあるベテラン勢も健在で、各世代がかみ合えば、上位も狙える。

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