県内ニュース

観光客直撃、3580人影響・県内 東北新幹線が6時間不通

2018年06月18日 07:50
JR山形駅では疲れた様子の利用客が払い戻しのために列を作った=17日午後7時31分
JR山形駅では疲れた様子の利用客が払い戻しのために列を作った=17日午後7時31分
 17日午後1時56分ごろ、東京発新函館北斗・秋田行き東北新幹線はやぶさ・こまち21号(17両編成)が宮城県内の仙台―古川間を走行中に停電が起き、非常ブレーキが作動し緊急停車した。ほかの列車も立ち往生し、上下線で運行を約6時間停止した。山形新幹線は上下4本が運休、上下7本が最大3時間56分遅れ、ダイヤが大きく乱れた。影響人員は全体で約15万人に上った。車両の電気系統にトラブルがあったとみて、JR東日本が詳しい原因を調べている。

 JR東によると、車両には計約800人が乗車していたが、けが人はいない。この列車の隣に上り新幹線はやぶさ22号(10両編成)を横付けし、乗客を移す対応を取った。22号は午後5時22分ごろ、仙台駅に到着。21号は、近くの車両基地に自力で移動した。

 仙台市内ではプロ野球の交流戦が行われており、試合終了後、新幹線に乗ろうとする人たちで仙台駅はごった返した。

疲れ切った表情―サクランボシーズンに影響
 サクランボシーズンが県内で本格化する中、新幹線トラブルは観光客などの足を直撃し、山形新幹線の影響人員は約3580人を数えた。JR山形駅の改札前では17日午後、旅行や帰省の利用客が「運転再開の見込みは立っておりません」と書かれたホワイトボードを諦め顔で見つめ、疲れ切った表情で払い戻しの列に並んだ。

 週末を使って東京から友人とサクランボ狩りなどに来ていた20代男性は「新幹線の中でサクランボを食べながらゆっくり帰りたかった。18日は仕事なのに」。18日から仕事でインドネシアへ向かう予定の山形市の20代男性は「成田空港で昼の飛行機に乗る。明日の始発の新幹線では間に合わない」と肩を落とした。

 天童市に帰省し、Uターン中だった20代女性は高畠駅に停車した新幹線内で1時間以上待たされた。帰るのを諦めて奥羽本線で山形駅まで戻り「明日は仕事の休みを取り、ゆっくり帰る」とため息をついた。

 運行再開後、午後9時半ごろには、遅れていた下りの新幹線が到着し始めた。栃木県の那須塩原駅で約4時間半足止めを強いられた70代の夫婦は「弁当や飲み物もなく大変だった。定期的に状況のアナウンスがあったが、とにかくくたびれた」と話し、足早にタクシー乗り場へ向かった。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から