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県内でブロック塀の緊急点検 3市で要対策箇所確認

2018年06月19日 22:17
ブロック塀の高さや厚さなどを調べる米沢市教育委員会の職員=米沢市・南部小
ブロック塀の高さや厚さなどを調べる米沢市教育委員会の職員=米沢市・南部小
 大阪府北部地震で、倒壊したブロック塀の下敷きになり女児らが亡くなったことを受け、県内の自治体は小中学校などで緊急点検を行った。県内13市への取材で、対策が必要になる可能性があるブロック塀が米沢、鶴岡、南陽の3市で確認されたことが19日、分かった。
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 県内の市町村教育委員会などは点検や調査について各小中学校へ通知した。このうち米沢市教委は全33小中学校を対象にブロック塀やコンクリート壁の高さや支えとなる「控え壁」の有無などを緊急点検。同日中に全校を調べ、市中心部の南部小では職員3人がメジャーを使い高さ、長さ、幅を確認。塀を支える「控え壁」の有無もチェックし、ひびやぐらつきも確かめた。市内3校で建築基準法が規制する高さ2.2メートル超の塀があることが分かった。

 同市教委によると、比較的、高さのあるブロック塀の多くは1960~80年代にプールの目隠しとして整備された所が多いという。現在はフェンスが一般的で、市教委教育総務課の玉虫弘之施設主査は「高さがあるブロック塀はまだ、残っている。点検結果を踏まえ危険箇所は速やかに改修する」と話した。

 鶴岡市では18、19の両日、市内の小中学校37校で、ブロック塀の有無や安全性を点検。このうち小学校1校のプールのブロック塀が、地上からの高さが2.4メートルだった。塀は道路側にあり、市は目隠しフェンスへの改修を検討。損傷はなかったが、当面は塀に近づかないよう措置を講じる。

 南陽市では19日、市が管理する学校を含め公共施設約70カ所を点検。ブロック塀があったのは9カ所で、文化施設「結城豊太郎記念館」では控え壁を備える必要がある高さ1.2メートルを超える1.35メートルのブロック塀が通学路に面する場所にあった。

 酒田市では市内の小中学校にブロック塀がないことを確認した。市内の道路に面した危険なブロック塀については撤去支援として、費用を補助しており、昨年度までに67件、計367万円を助成した。新庄市では小中学校など11校を点検し、ブロック塀があるのは1校のみで、危険な状況ではなかった。小中学校13校を調べた寒河江市では幸生小にあったが危険性はなかった。長井、東根、尾花沢の各市でも危険な状況のブロック塀はなかった。山形、上山、天童の各市も危険箇所の点検を学校などに指示。村山市は危険なブロック塀がなく、点検などはしていないという。

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