県内ニュース

加茂レインボービーチ、海水浴場の開設断念 鶴岡・人手不足で安全確保できず

2018年06月23日 11:01
海水浴場を今季開設しないことになった加茂レインボービーチ=鶴岡市
海水浴場を今季開設しないことになった加茂レインボービーチ=鶴岡市
 鶴岡市の加茂レインボービーチで今季、海水浴場が開設されないことが22日、分かった。運営する加茂地区自治振興会は監視員と看護師がそろわず、来場者の安全が確保できないためとしている。開設されないのは2002年の同ビーチ完成以来初めて。関係者は「来季以降も人員を確保できるかどうか分からない」と頭を抱えている。

 同会はシーズン中、平日に3人、土、日曜、祝日は4人の監視員、各日に看護師1人を配置。監視員は警備業者から派遣してもらっていたが、今季は社員が減って人を出せないと5月に連絡があった。他の業者に当たったが、人手不足で確保できなかった。看護師についても難航し、市立荘内病院からの派遣を市に要請したが、シーズンを通して従事できる人がいなかった。広報紙による監視員、看護師の募集にも反応がなく、同会の三役会議で今季の開設を断念した。

 市立加茂水族館近くの同ビーチにはカニや魚がすむ岩場があり、波も穏やかで家族連れに人気となっている。例年約1万人が海水浴に訪れ、今季は7月21日~8月19日の開設を予定していた。同会の田中正志会長は「監視員、看護師がいない状況で事故が起きたら大きな問題」とし、上林達哉副会長は「夏の魅力の一つが無くなるのは残念」と肩を落とした。

 他の庄内地方の海水浴場は7月中旬にいずれもオープン予定だが、同ビーチと同様、安全対策の人員確保に苦心する声が上がっている。毎年約30万人が訪れる湯野浜海水浴場でも湯野浜温泉観光協会が昨年から、ライフガード(監視員)募集の文書を地元の各戸に回している。同協会関係者は「今季は何とか確保できそうだが、高齢化や高校生アルバイトの減少などで年々、難しくなっている」と話している。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から