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遊佐、酒田で「白穂」被害 フェーン現象原因か

2018年08月10日 12:11
白穂被害が広がっている遊佐町高瀬地区の水田。立ったまま穂先が白くなっている=遊佐町当山
白穂被害が広がっている遊佐町高瀬地区の水田。立ったまま穂先が白くなっている=遊佐町当山
 遊佐町高瀬地区などの水田で、高温で乾燥した風により稲穂が白く枯れる「白穂(しらほ)」被害が出ていることが9日、分かった。酒田市の一部でも確認されたが、現時点では同地区に被害がほぼ集中している。台風13号の影響で東寄りの乾いた風が再び吹く可能性があることから、県やJAは潅水(かんすい)を徹底するよう呼び掛けている。

 県などによると、今回の白穂被害は6日夜から7日にかけて乾燥した風が吹いたことや、7月下旬のフェーン現象が原因として考えられるという。

 高瀬地区の農業富樫信幸さん(57)は「就農して39年でこんな被害は初めて。ここまで育て実るのを待つばかりだったのに」と肩を落とす。富樫さんが被害に気付いたのは7日午前4時半ごろ。ところどころ穂先が白くなり、田んぼ全体がまだら模様になっていた。日を追うごとに広がっており、全域が麦畑のように見える水田もある。9日までに所有する17ヘクタールのうち12ヘクタールで被害が確認された。

 県農業技術環境課によると、現在、庄内地域以外で被害は報告されていない。大規模な白穂被害は2000年8月、旧立川町を中心に旧松山町、旧余目町、旧藤島町の計約450ヘクタールで確認されている。

 県やJAは協力して被害状況の把握と原因の分析を進めると同時に、白穂発生を軽減させるため水位管理を徹底するよう農家に情報提供している。

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