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準Vの金足農、胸張って 全国高校野球、山形でも称賛相次ぐ

2018年08月22日 09:04
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 「元気をもらった」「胸を張って東北に帰ってきて」…。東北勢初の優勝という夢に向かい、甲子園で奮闘した金足農高。夢をかなえることはできなかったが、隣県の高校球児の頑張りに、県民から21日、称賛とねぎらいの声が相次いだ。

 「敗れはしたが、100回大会の記念に良い試合を見せてくれた。すてきな夏をありがとう」。毎試合、家族で観戦していたという山形市の会社員小田幸恵さん(34)は感動した様子。同じ東北人として応援しようと、同校に滞在費を寄付したという。同市内のスポーツ施設のテレビで試合を見届けた無職斎藤悟さん(69)=同市小立4丁目=は「接戦にならず残念だったが、決勝までの快進撃に元気をもらった。本県の球児にも金足農のバントや走塁を使った地道なプレーを見習い、もっと活躍してほしい」と話した。

 元野球少年も熱くなった。小中学校で野球を経験した自営業軽部望さん(39)=新庄市万場町=は「今回の甲子園は秋田県の友人と一緒に金足農の快進撃に熱狂した。強豪校を相手に一歩も引かない戦いぶりは格好いい。準優勝は立派。胸を張って東北に戻ってきてほしい」とたたえた。

 予選からマウンドに立ち続けてきた金足農のエース吉田輝星投手をねぎらう声も多かった。河北町溝延、会社員工藤恵子さん(44)は「決勝で打ち込まれたのは疲れもあったと思うが、地元・秋田出身の選手でつくるチームで勝ち上がったことはすごい。東北の代表として頑張ってくれた」。酒田市中町1丁目、飲食店経営石川英一さん(40)は東北勢初優勝を逃し、残念がりながらも、「吉田投手は少し疲れがあったのかもしれないが、秋田県出身のお客さんと金足農の奮闘ぶりを話し、盛り上がるなど、ここ数日は本当に楽しませてもらった」と話した。

 東北の公立農業高校の快進撃に、本県の球児たちも勇気をもらった。置賜農業高野球部主将の2年高野淳平さん(17)は「同じ県立の農業高校が強いチーム相手に堂々と戦っていて格好いいと思った。実習と練習の両立は大変で、うちは1、2年生合わせて部員10人だが金足農のように声を出して頑張る」と力を込めた。初戦敗退だったが本県から今回、甲子園への切符をつかんだ羽黒高。新チーム主将の2年日下部由伸さん(16)は「相手がどこでも、投手を中心とした野球を徹底するのが金足農の良さ。勝ち進む姿は同じ東北勢として刺激になった」。「金農ナイン」は感動と夢や希望、勇気を多くの人に与えた。

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