県内ニュース書と和太鼓、平和を祈り躍動 山形・県護国神社
2018年09月21日 20:22
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あらん限りの力で太鼓を打つ和太鼓グループ「Atoa.(アトア)」のメンバー=山形市・県護国神社
[ ![]() 仙台市の書家亀井勤さん(57)が大筆を振るい、社殿前に敷いた用紙に「以和為貴(和をもって貴しとなす)」と力強く隷書でしたためた。2文字目は一画目の線がイメージよりも長くなったため「草書の方が全体のまとまりが出る」と字体を変更。即興で躍動感あふれる書を仕上げた。 亀井さんは「宇宙的な視点で平和を捉える必要がある」とし、「近年自然災害が頻発している。人々が自然と対話し、暮らしを見つめ直すきっかけになればうれしい」と期待した。 揮毫に先立ち、仙台市を拠点とする和太鼓グループ「Atoa.(アトア)」(高橋勅雄(ときお)代表)が災害や争いごとを鎮める願いを託した演目「日天転照(ひてんてんしょう)」を披露。メンバー8人が熱演した。 和の精神普及に取り組む和プロジェクトTAISHI(名古屋市)の呼び掛けで昨年に続き開催。全国47の護国神社と広島市の平和記念公園で行われた。
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