県内ニュース長井市、児童扶養手当を過払い 113人に対し計99万4960円
2019年01月16日 11:02
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長井市は15日、ひとり親家庭に配る児童扶養手当で、支給対象者の一部113人に対し計99万4960円の過払いがあったと発表した。国の施行令改正に伴い支給額算出の係数が変更されたが、担当者のミスでシステムに反映されていなかった。市は同日から対象者を訪問して謝罪し、経緯や今後の対応を説明している。過払い分は、次回支給分から差し引きなどの形で返納してもらう方針。市によると、手当の一部支給額は、所得額などの値に係数を掛けて算出している。昨年8月の児童扶養手当法施行令の一部改正に伴い、係数が変更されたが、市の担当者が同年8~11月の4カ月分の支給額について、誤って変更前の係数を用いて算出した。 市民の転出先の自治体から指摘を受け、市が調査していた。過払い分は4月の次回支給分から差し引くほか、転出者3人には納付書を送り返納を促していくという。ミスの再発防止について市は、「ダブルチェックなどを徹底し、システムの入力誤りを防ぐ」としている。
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