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暖房機器、事故に注意 寒さ増す県内、ぼやも発生

2019年01月16日 12:36
暖房機器の事故を防ぐため、給油の際には消火し、ふたをしっかり閉めるなど基本事項を守ることが重要だ
 最も寒さが厳しい季節を迎えた。ストーブやこたつのぬくもりが恋しい毎日だが、誤った使用による事故が後を絶たない。製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2013年度から5年間で、暖房機器の事故は県内で5件あり、全国では1064件発生し107人が死亡している。鶴岡市では今月、電気敷布団の発火によるぼやが発生しており、使用法の確認や点検を怠らず、安全に冬を過ごしたい。

 13~17年度に本県で起きた事故を見ると、危険はどの暖房機器にも潜んでいることを物語る。14年12月に山形市で、60代男性が石油ストーブのカートリッジタンクを引き抜いたところ、キャップが外れて灯油がこぼれ、余熱により出火、床などが焼けた。このほか数十年使用した電気毛布の発火、こたつのヒーター部分の落下といった原因による火災があった。

 全国統計で製品別の事故件数は電気ストーブが326件とトップで、石油ストーブ258件、石油ファンヒーター118件と続く。原因別では、誤った使用など製品に問題がない事故が36%に上った。ストーブの周辺にあった衣類などが熱源に接触したり、加熱されたりして出火した火災が多い。電気ストーブはコードが曲がるなどして断線、ショートして出火したケースが、石油ストーブでは給油口のふたの閉め忘れによる引火が目立つ。

 被害者の年代を見ると、60代以上が6割強を数えた。衣服が電気ストーブに接触したまま気付かず、やけどした事例もあり、皮膚感覚が低下する高齢者は注意が必要だ。

 衣類を乾かそうと周辺につるしたり、置いたりした場合、上昇気流であおられてストーブの上などに落ち、引火する恐れがある。また給油する際には、必ず消火してふたをしっかり閉め、灯油が漏れていないかを確認することを徹底したい。

 設計や製造工程に問題があるなど製品に原因があった事故も全体の33%を占める。リコール製品の事故も多いため、NITEは対象かどうか同機構のホームページでのチェックを勧める。

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