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「いで葉工望」本格出荷体制整う 庄内町・ベビーリーフ生産で産技短と連携

2019年01月17日 10:34
ベビーリーフの本格的な出荷が始まり、選別作業を行う従業員=庄内町・いで葉工望
 在来野菜などのベビーリーフ(幼葉(ようよう))を栽培する「いで葉工望」(庄内町、成田浩輝社長)のビニールハウスと事務所兼作業場が完成し、本格的な生産出荷体制が整った。県立産業技術短期大学校(山形市)と連携して生産管理システムを導入するほか、地元企業と共同開発した加工食品の流通も開始。安定生産と知名度アップに向けた取り組みを進めている。

 成田社長は町内の農家と「庄内幼葉研究会」を組織し、町内外の産直施設やレストランに販売してきた。2018年4月に地元企業などの出資を受け同社を設立。国や県、町の補助金などを活用して10月末にハウス12棟を増設し、ルッコラや小松菜などのベビーリーフを1日当たり約20キロ収穫している。来年度も16棟を整備するなど生産拡大を進め、20年度には1日約60キロの収穫を見込んでいる。

 生産管理システムは単位面積当たりの収穫量などを品種ごとに記録し、最大収益を得るための生産計画策定に役立てる。同校システム情報科の2年生4人が卒業研究の一環として開発を手掛け、来年度、本格的に導入する予定だ。

 土壌中の窒素、リン酸など農作物の生育に必要な成分を測定できる装置を取り入れ、適切な土づくりにも取り組む。大商金山牧場、イグゼあまるめと共同開発した、ベニバナのベビーリーフ入りの「わかば餃子(ギョーザ)」は、町新産業創造館クラッセ内の産直施設で販売しているほか、ふるさと納税の返礼品にもなっている。

 成田社長は「温海カブや青菜といった独自のベビーリーフの栽培実験も進んでいる。来年度中には商品化に結び付けたい」と意気込んでいる。

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