県内ニュース重圧はねのけ、山形大がV2 日本学生フロアボール・男子の部
2019年01月22日 10:46
室内ホッケー競技「フロアボール」の日本学生選手権大会(昨年12月22、23日、埼玉県・駿河台大体育館など)男子の部で、山形大が2連覇を達成した。まだ知名度の低いスポーツだが、選手は「3連覇に向けて後輩を支えるとともに、競技の普及に取り組みたい」と喜びを語った。
長さ1メートルほどのスティックを手に、プラスチック製のボールを相手ゴールに入れる競技。40メートル×20メートルのリンクで、ゴールキーパーを含む1チーム6人で競う。国士舘大、仙台大など6チームが出場した。 山形大は予選リーグを1位で突破。駿河台大との決勝では、5―5で延長にもつれこんだ末、キャプテン丹野鴻洋(こうよう)さん(22)=4年=がペナルティーショットを決めて頂点に立った。丹野さんは最優秀選手にも選ばれた。 山形大はフィンランド語でフロアボールを意味する「サリバンディ部」を2004年に創設し、前回大会で初優勝した。山形市の山形大小白川キャンパスで記者会見した丹野さんは「2連覇を目指す重圧もあり、苦しい試合が多かったが、チームで支え合うことができた」と勝因を語った。 山形大サリバンディ部には現在、男女約70人が所属している。入学後に始めたメンバーが大半だが、日本代表選手も輩出している。
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