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ジャンプ・遠藤が復活、5年ぶり6位 冬季国体スキー

2019年02月16日 10:48
 第74回国民体育大会冬季大会のスキー競技会は第2日の15日、札幌市の宮の森ジャンプ競技場などで競技が始まり、ジャンプ、距離、アルペン大回転が行われた。県勢はジャンプ成年男子Bの遠藤晃太(山形市体協)が1回目82.5メートル、2回目71.0メートルの合計164.0点で6位に入り、距離成年女子B5キロクラシカルの青木富美子(真室川レーシング)が18分2秒9で入賞圏の8位に食い込んだ。

 この他、距離成年男子A10キロクラシカルは鈴木貴弘(米沢スキーク)が入賞にわずか3秒1及ばず9位。アルペン大回転は成年女子Aの越後英美華(法大・日大山形高出)の11位が最高だった。

 第3日の16日は札幌市内でアルペン大回転の成年男子C、成年女子B、少年女子、距離の女子リレー、複合の成年男子A、同B、少年男子が行われる。

実力者、感覚よみがえる
ジャンプ成年男子Bで6位入賞し、表彰状を笑顔で見つめる遠藤晃太(山形市体協)=札幌市・宮の森ジャンプ競技場
 ジャンプ成年男子Bの遠藤晃太(山形市体協)が「第2の古里」と語る札幌の空に、復活のアーチを架けた。地元開催の2014年樹氷国体以来、5年ぶりの入賞。「最高です。競技を続けて本当に良かった」と喜びに浸った。

 日本代表を経験し、過去の国体では成年Aで優勝したこともある実力者。しかし、樹氷国体を機に競技と仕事の両立に悩み、練習時間が減るにつれて焦りばかりが増した。毎年順位を落とし「周囲の期待に応えられないことが何よりつらかった」。

 不振脱出のきっかけは「ジャンプ台」という。札幌大時代、毎日のように通い詰めたのが会場の宮の森ジャンプ競技場。スタートゲートに座ると、厳しい練習に耐えた日々がよみがえり、力がわき上がった。「学生時代の感覚を思い出した。ここ数年では最高のパフォーマンスが見せられた」と、満足そうにジャンプ台を振り返った。

5キロクラシカル・青木8位「楽しい」
距離成年女子B5キロクラシカルで8位入賞し、笑顔の青木富美子(真室川レーシング)=札幌市・白旗山競技場
 ○…表彰式で名前が呼ばれると、ひときわ大きな歓声が沸き起こった。距離成年女子B5キロクラシカルで、2大会ぶりの入賞となる8位に入った52歳の青木富美子(真室川レーシング)。周囲の祝福に「つらかった」「もう無理」とおどけながら「でも楽しい。だから辞められないのよ」と満面の笑みで応えた。

 入賞を逃した前回の悔しさを原動力にはい上がった。2017年まで新庄神室産高真室川校でスキー部顧問を務めたが、部員が集まらずやむなく休部。スキーに充てる時間はめっきり減ったが「逆境こそ自分を磨くチャンス」と青木。現在はバドミントン部の顧問として指導する傍ら、生徒と一緒に室内トレーニングで体力強化を図ってきた。この貪欲さが強さの源だ。

 国体は「見るものではなく、出るもの」と豪語する。そして年齢を重ねても「勝ちたい気持ちは変わらない」とも。女子距離界の“レジェンド”は、挑戦し続けることの尊さを結果で示して見せた。

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