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球数制限に反対6割、賛成1割 県高野連がアンケート

2019年04月19日 07:39
高校野球の関係者が球数制限やけがの予防などについて意見を交わした障害予防講習会=山形市・県スポーツ会館
 県高校野球連盟(大沼敏美会長)は18日、加盟全チームを対象に行った球数制限に関するアンケート結果を明らかにした。賛成は1割にとどまり、反対が6割に上った。反対は「投手を確保できる学校とそうでない学校で影響が大きく違う」などと指摘。一方、賛成理由は「選手をけがから守るため」などとしている。連盟では、選手育成と部活動を通じた教育の両面から今後も議論していくという。

 山形市の県スポーツ会館で同日開かれた障害予防講習会でアンケート結果を報告した。アンケートは記述式で、連盟加盟の50チームを対象に行い、47チームが回答を寄せた。

 賛成意見は「投球を制限することで選手の肘や肩を守ることにつながる」「多くの選手に投手としての活躍が保証され、出場の機会が増える」といった記述が多かった。反対では「投手数が少ないチームは不利になり、高校野球の公平性に反する」「大学やプロでの活躍を目指す生徒にとって故障のリスクはあるが、大部分の生徒にとっては高校野球での活躍がすべて」などとする意見が大半を占めた。

 賛否以外にも球数制限への代替案として、各大会日程の長期化による負担軽減、指導者が選手のコンディションを正確に把握することなども提示された。

 講習会では、「投球制限に係る多角的な考察」としてグループ討論も行われた。球数制限に加え、各チームの指導者は、けがのリスクに配慮した練習メニューの構成、選手の体調管理に関する技能習得についても意見を交わした。

 江口理博理事長は「球数制限には慎重な検討が必要。どのような対策で選手をけがから守ることができるのか。球数制限という規制の議論だけでなく、指導者の資質も問われている」と話した。

事業計画など決定
 この日は同連盟の評議員会も開かれ、役員改選で大沼会長を再任し、副会長に佐藤敬一米沢商校長と鈴木和仁酒田光陵校長を新任したほか、大会日程など本年度の事業計画を決めた。重点目標に「野球の普及振興(部員確保)」を盛り込み、普及活動などを継続していく。

 19年度の主な日程は次の通り。

 春季東北地区県大会=5月17~20、25、26日▽春季東北地区大会=6月6~10日(本県開催)▽全国高校野球選手権山形大会=7月11~24日▽全国高校野球選手権=8月6~21日(甲子園球場)▽全国軟式選手権=8月24~29日(兵庫)▽秋季東北地区県大会=9月14~16、20~23、28、29日▽秋季東北地区大会=10月11~16日(岩手)

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