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鬼海さん写真展、故郷で初開催 寒河江市美術館で27日から

2019年04月23日 11:29
鬼海弘雄さんの作品「おばあちゃんと参拝に来た少女」。古里で初の展示会に向け準備が進んでいる=寒河江市美術館
 寒河江市日和田(旧醍醐村)出身で、海外でも高い評価を受ける写真家鬼海弘雄さん(74)=川崎市在住=の写真展が初めて、生まれ故郷の寒河江市美術館で27日から開催される。鬼海さん自らが提案した写真展で、「生きるとはどういうことか考える契機になれば」と話している。

 鬼海さんは1945(昭和20)年生まれ。法大を卒業後、トラック運転手やマグロ漁船員などを経て、フリーカメラマンとなった。2004年に写真集「PERSONA(ペルソナ)」で土門拳賞を受賞。06年4月から15年3月まで、本紙文化面「アートフロンティア」の筆者を務めた。

 展示されるのは代表作「PERSONA」シリーズの45点。1973(昭和48)年から、東京・浅草の浅草寺を舞台に市井の人たちを撮り続けたポートレートを展示する。写真のサイズは縦1.2メートル横1メートル。「舞踏家 吉本大輔」や「笑うおばあちゃん」「おばあちゃんと参拝に来た少女」など、被写体の個性がにじみ出るような作風で、人物の特徴を鋭く捉えたキャプションも見どころだ。

 写真展は鬼海さんが昨年6月に打診。鬼海さんは海外でも多数の展示会を開催しており、「生まれ故郷で一度もしていないのはおかしい」との思いが強かったという。鬼海さんは現在病気療養中だが、「私の根っこには寒河江の自然がある。作品と対話して、人間は生きるに価するということを再確認してほしい」と語っていた。

 写真展は6月30日まで。午前10時~午後7時で入場無料。第2第4水曜日休館。展示初日の27日は、鬼海さんと親交の深い渡部泰山東北芸術工科大教授が作品を解説する。問い合わせは寒河江市文化センター0237(86)5111。

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