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【駅伝】注目のランナー(中) 松浦太郎、本間渉、渡辺誠也、斎藤真也

2019年04月23日 15:18
【鶴岡・田川】松浦太郎―クールな表情、心熱く
チームに貢献する走りを誓う松浦太郎(酒田南高)
 鶴岡・田川の松浦太郎(17)=酒田南高3年=は高校入学と同時に競技人生をスタートさせた。わずか2年で「無駄のないきれいなフォーム」(奥泉伸監督)を習得するセンスが光る。同世代のけん引役を担い、「区間賞を目指す」と意気込む。

 小学校でサッカー、中学校では野球に取り組み、スポーツへの万能性は周囲が認めるところだ。転機は地元の中学駅伝大会に出場したことで、個々の成績が全体の結果に直結することに魅力を感じた。「(団体競技とは)異なる責任感が求められる駅伝は自分に向いている」。迷いはなかった。

 2大会連続で県縦断駅伝を走り、前回大会は直前で体調を崩して区間下位に沈んだ。「自己管理の甘さを感じた」と猛省。本番にピークを合わせるため、コンディションの調整に細心の注意を払ってきた。「持っている力でしか結果は出せない。良い走りを見せたい」。クールな表情は崩さず、大会での飛躍を約束した。

【北村山】本間渉―絶好調男、訓練が力に
「今がベストの状態」と好調をアピールする本間渉(神町自衛隊)
 「今がベストの状態」と白い歯を見せるのは、北村山の本間渉(21)=神町自衛隊=だ。福原中3年時に初出場し、今回で7回目のエントリー。これまでにない絶好調ぶりをアピールし、初の区間賞を狙いにいく。

 一番の思い出となった前回大会。第2日の13区(舟形―尾花沢)を任せられた。実家がコース沿いにあり、家族や友人が懸命に応援してくれる姿に奮起し、区間4位の走りで応えた。駅伝の醍醐味(だいごみ)を改めて知り、意欲は自然と高まった。

 自衛隊の日々の訓練が競技力アップにつながっている。日々走力を鍛え、冬はスキーがトレーニングに。「走る以外に好きなことはない」と話す生粋の長距離ランナーにとって、恵まれた環境だ。「感謝している」と素直な言葉が出る。

 プロに転向した川内優輝のスタイルと似た、粘りで食らい付くタイプと自負する。チームの核となる自衛隊勢の中でも目を引く存在となり「今は勢いがある」と自信をみなぎらせる。

【米沢】渡辺誠也―最後は仲間のために
最後の県縦断駅伝に意欲を燃やす渡辺誠也(山形大)
 お世話になったチームに置き土産を残したい―。米沢の渡辺誠也(21)=山形大4年=は今回が最後の県縦断駅伝と心に決めている。「チームを勢いづける走りをみせる」。卒業後は競技を離れる予定といい、自分を支えてくれた仲間への恩返しを誓う。

 仙台市出身。米沢キャンパスに移った2年時からチームに加わった。新天地での生活に不安を抱えていたが、幅広い年代の選手と交流を重ねてきたことで、充実した競技生活を送ることができた。「自分にとって米沢は第二の古里です」と感謝する。

 「成長が著しく、すっかりエースの器になった」とメンバーの信頼は厚い。低迷するチームの中にあって、2年連続で「花の1区」を担う予定だ。前回は最後尾でたすきをつなぎ、悔いの残るレースだった。「前の選手に食らいついていれば結果は違ったはず」。総合最下位という結果に責任を感じているからこそ、「今回はスタートダッシュを決めたい」と意気込む。

【天童・東村山】斎藤真也―進化する絶対エース
「久しぶりの区間賞を」と意気込む斎藤真也(天童市役所)
 ここ4年続けて1区か最長の8区を任された斎藤真也(26)=天童市役所=は天童・東村山の絶対エースだ。先月の東京マラソンで2時間17分34秒と自己ベストを更新し、さらに進化している。

 山辺中時代は野球部だったが、1年時に天童市長杯ロードレースで2位に入り「長距離に可能性を感じた」。中村展人監督から誘われチーム入りし、翌月の県縦断駅伝で初出場を果たした。

 黄金期を迎えた東洋大では箱根駅伝メンバーにエントリーされたが、出場はかなわなかった。走り続けられる環境を求めてUターンした。元公務員ランナーの川内優輝とは一緒に合宿する仲。彼の影響で全国に広まった「市民ランナー」に刺激を受けている。

 チームは前回3位に躍進。主力が抜け、故障者もいて戦局は険しい。それでも「駅伝は持ち時間の足し算ではなく流れ。自分がいい流れをつくってチームに波及させる」。エースの自覚は十分だ。

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