県内ニュース

【駅伝】スタートまで…あと2日 県縦断駅伝・11チーム戦力分析

2019年04月25日 14:17
第63回大会で総合7連覇を達成した南陽・東置賜。今大会も白熱したレースが期待される=2018年4月29日、山形市・山形メディアタワー前
 第64回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日のレーススタートまであと2日に迫った。郷土の代表としての誇りを胸に、たすきをつなぐ選手たち。平成最後の王座を懸けて臨む11チームの戦力を分析する。

【酒田・飽海】総合3位以上、粘り強く
 主将菅原翼(遊佐町役場)とともに、今年の箱根駅伝で法大のアンカーを務めた鈴木亮平(東北エプソン)がチームの柱となる。新社会人の安倍智輝(支援センターなのはな畑)と阿部雅史(平田牧場)が調子を上げているのは好材料。成長著しい夜久幸之助(酒田南高)と伊藤徹(同)の走りにも期待がかかる。けがに苦しんだ遠田光太郎(日大)ら大学生には復調の兆しが見えてきた。総合3位以上を目標に据え、各日とも粘り強い走りでトップに食らい付きたい。

【鶴岡・田川】厚い層、初日の展開が鍵
 大東大で箱根駅伝を経験した斎藤諒(NDソフト)が4大会ぶりにメンバー入りするなど、選手層は厚くなった。エース格の鈴木博斗(JA鶴岡)とベテラン後藤拓馬(オリエンタルモーター)が安定感のある走りでチームのけん引役を担う。若手も着実に力を付け、松浦太郎(酒田南高)や源田修良(余目中)ら中高生の仕上がりは順調だ。前回の総合5位を上回るためにも、地元を通過する初日のレース展開が鍵となる。積極的な走りで流れをつくり、勢いに乗りたい。

【新庄・最上】中高勢伸び、社会人安定
 安定した社会人と伸び盛りの中高生を中心とした布陣で臨む。斎藤凌雅を中心とする酒田南高勢がタイムを伸ばしており、積極的なレースでチームに勢いをもたらしたい。庄司瑞輝(萩野学園)ら好調な中学生にも注目。練習では社会人に食らい付くなどして存在感を示しており、本番の走りにも期待が持てそうだ。安定感のある山口大陽(舟形町教委)らベテラン勢には主要区間での奮闘が求められる。各日とも上位の見える位置で競り合い、総合6位以内に食い込む展開を狙う。

【北村山】一丸、社会人若手も台頭
 ベテラン勢に加え、社会人の若手が台頭してきた。主将の辻村充(東根市役所)がチームを引っ張り、主力に成長した本間渉(神町自衛隊)と斎藤龍生(同)が浮上の鍵を握る。いずれも神町自衛隊の粟野峻、赤城大地、大塚翔太の3人と、荒井駿太(北村山地区陸協)の好走にも期待したい。大学生は新顔を中心にした布陣で主要区間に投入する方針だ。高校生は清水壱晟(山形中央高)が好調で、中学生も成長が著しく戦力としてのめどが立った。総力戦で総合3位以内を目指す。

【寒河江・西村山】両エース、仕上がり順調
 星川裕貴(山形ミートランド)と荒木瞭一(同)の両エースの仕上がりは順調。ベテランの草苅伴和(同)と主要区間を担う杉沼聖平(スガタ商事)も健在だ。実業団を経験した渡辺哲也(大江町役場)の加入で戦力に厚みが増した。高校時代の実績がある大沼翼(東洋大)に加え、大泉真尋(東海大山形高)や菊地道登(大江中)ら中高生も区間上位を狙える。故障者の多さは気掛かりなところだが、レース序盤で勢いづけば、目標の総合5位以内が見えてくる。

【天童・東村山】中高生の新しい力に期待
 前回は総合3位で、6年ぶりに表彰台に立った。エース斎藤真也(天童市役所)と主将遠田将人(同)は高いレベルで安定し、星川聖(JAてんどう)と秋保松平(酒田南高)は成長が目覚ましい。社会人の新加入がない分、中高生のニューパワーでもり立てたい。前回の主力が抜けるなどしており、チーム事情は厳しい。上位入りには斎藤が序盤で流れをつくることが絶対条件で、どこまで乗っていけるか。24人のエントリーで代えがきかない布陣だけに細心の調整が求められる。

【山形】頂点へ、戦力は例年以上
 菅原直哉(東京国際大)佐々木守(上武大)大沢駿(東洋大)ら主力となる大学生が調子を上げている。エース森谷修平(山形市役所)と県高校トップ級の志貴勇斗(山形南高)の仕上がりも順調だ。若手の爆発力と経験豊富な社会人の安定感がかみ合うか。戦力は例年以上に整った。各選手が実力通りのレースを展開すれば、頂点も見えてくる。前回は最終日を制し、総合2位に躍進した。王者の南陽・東置賜とのトップ争いを見据え、全日程を通じた戦略が重要になる。

【上山】第2日、どう乗り切るか
 若手が伸び、確実にチームレベルは上がった。主力となる佐藤寛人(県農業総合研究センター)金子正太(東和薬品)桜井豊(上山市役所)金塚洋輔(同)渡辺貴(同)の5人の走りが浮沈の鍵を握る。若手は高卒1年目の佐藤光成(上山市土地改良区)に期待。調子を上げる関碧依(東海大山形高)と斎藤陸杜(同)をはじめ、メンバーは順調に仕上がっている。3日間を通して勝負するためにも例年苦戦する第2日をどう乗り切るか。序盤でレースの流れをつかみたい。

【南陽・東置賜】盤石、総合8連覇に挑む
 主力となる社会人の層は厚く、盤石な布陣で総合8連覇に挑む。エース大谷克(南陽市役所)と安定した走りで信頼の厚い遠藤正人(同)の2人が主軸を担い、実業団のNDソフトからは初エントリーの照井明人ら6人が名を連ねた。高校生の軸となる島津裕太(九里学園高)の走りにも期待。成長株の丸子晴樹(米沢興譲館高)と武田悠斗(東海大山形高)も力がある。2年連続で最終日の先着を許しており、3大会ぶりの完全優勝を狙った選手の起用法にも注目が集まる。

【長井・西置賜】若手中心に充実の戦力
 若手を中心に戦力が充実し総合力は高まった。主力の主将樋口勝利(西置賜行政組合消防本部)と県トップクラスの実力を持つジョセフ・オンサリゴ(那須建設)に加え、エース級に成長した紺野凌(西置賜陸協)が調子を上げており、重要区間での好走が期待できそうだ。鈴木駿太郎(新潟大)と四釜峻佑(順大)は安定感があり、遠藤僚(九里学園高)も力を付けてきた。前回は第2日に2位でゴールし、チーム力に自信を深めた。今回も勝負どころでの躍進を狙う。

【米沢】浮上へ、総力戦のプラン
 主力に好選手がそろい、川野部桂(サクサテクノ)と金子康太(吾妻スポーツ)の若手がチームを引っ張る。佐藤茂哉(武蔵野学院大)と鈴木渓太(創価大)に加え、地力のある高橋興平、生井佐助、渡辺誠也の山形大勢にも期待したい。第2日まで我慢のレースを展開し、最終日に総力戦で上位に食い込むプランを描く。チームは3年連続で総合最下位。厳しいチーム事情の中、最年長43歳の高岡利彦(置環)から中学生までの各年代で奮闘し、浮上の流れをつくりたい。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から