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農家と就労希望者を橋渡し 寒河江市、サクランボ収穫の人手確保へ新事業

2019年05月17日 12:58
昨年5月、寒河江市内で行われたサクランボの収穫作業見学会。市は本年度、農家と労働希望者をつなぐ新事業を展開する
 本格的なサクランボ収穫シーズンを前に、寒河江市は本年度、人手不足解消を目的にした農家と就労希望者のマッチングを図る新規事業を展開する。昨年度実施した2つの人手確保事業は一定の参加者が集まった。新事業では、実際に各農家が求める労働時間などの要望を調査集約し、就労希望者を紹介。より効果的な生産現場での労働力確保に結び付けていく。

 昨年度、同市では人手不足解消を目的に、二つの事業を展開した。市内のサクランボ園地で一定時間働いた人に特産品などを進呈する「さくらんボーナス事業」と、大学生に農作業体験をしてもらい、対価としてサクランボを持ち帰ってもらう「さくらんぼ作業体験事業」。両方とも多くの参加者が集まり、情報発信やファン拡大などで一定の成果を上げた。

 半面、人を集めるためだけのイベント的な効果に終始し、農家のニーズを十分に把握できておらず、効果的に労働力を確保できなかった。作業研修会などを開いても、新規雇用につながらず、関係者もジレンマを感じていたという。

 本年度は、新たに農家と就労希望者を直接結び付ける「さくらんボランティア支援事業」を展開する。市農業委員会やJAさがえ西村山などでつくる市さくらんぼ労力確保対策協議会が事業主体となり、農家に希望する労働日数や時間、もぎ取りや箱詰などの作業内容について聞き取り調査を行い、要望をまとめる。

 就労希望者は、子育て世代の女性や学生を想定。幼稚園や大学・短大などに作業体験会のチラシなどを配布し、参加希望者などの中から、農家の希望にあった人材を同協議会が紹介する仕組みだ。これに「さくらんボーナス事業」と「作業体験事業」を組み合わせ、農家と就労希望者双方の満足度向上を目指す。

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