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県産杉、心込め“刻印” 東京五輪・パラの選手村で使用、西山形小児童が仕上げに参加

2019年05月25日 12:01
選手村の建材に上手に刻印する子どもたち=山形市・西山形小
 東京五輪・パラリンピックの選手村「ビレッジプラザ」(東京・晴海)を建てるため、山形市門伝の板橋山で伐採した杉材が24日、近くの西山形小で最終加工された。1~6年の児童66人が山形市産を証明する“刻印”などを施して、仕上げの工程に協力。6月9日に市役所で出発式を行い、大会会場に送る。

 昨年5月から山形地方森林組合が約120本の「山形杉」を伐採し、山形木材業組合が柱や床用に製材した。市は大会組織委員会に求められた建材約45立方メートル分を準備し、最終加工のため、屋根に使うはり(長さ約3.5メートル)のうち36本を同小のグラウンドに運んだ。

 児童は「選手が気持ち良く過ごせるよう心を込めよう。このような形で日本の五輪、パラリンピックに参加できてうれしい」と合同であいさつし、佐藤孝弘市長や市職員、地域住民、同組合員ら約20人と作業に当たった。

専用スタンプで押された山形市産を示す印
 刻印の方法は専用のスタンプ。一昨年、市内に工場を立地したスタンプメーカー大手・シヤチハタの協力により、手軽で木ににじまない特注品が作られ、この日の作業が実現した。子どもたちは力を入れず、次々に「山形市」(縦6.5センチ、横10センチ)の文字を押印。交代で押すごとに、みんなで「おー」と声を上げて出来栄えをたたえた。

 最後に防腐用の塗装を全体に施して仕上げ。6年後藤聖希君(11)は「選手へのおもてなしの気持ちを込めた。この木は五輪後に地元に戻る。新しい歴史を作ってくれる」と語った。

 山形市は大会組織委のプロジェクト「日本の木材活用リレー」に参加し、県や金山町など全国63自治体とビレッジプラザの建築資材を提供する。木材は大会後に施設を解体して返却され、同小の建て替えに再利用される。

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