7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=132円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比37銭円安ドル高の1ドル=132円15〜17銭。ユーロは36銭円高ユーロ安の1ユーロ=141円72〜76銭。
政府が日銀の雨宮正佳副総裁に次期総裁就任を打診したとの前日の一部報道を受け、大規模な金融緩和策が続くとの観測から、円を売ってドルを買う動きが引き続き優勢だった。
ただ日銀総裁人事を巡っては、政府要人が報道を認める発言をしておらず、市場では「まだはっきりしないとして円を買い戻す動きも出た」(外為ブローカー)との声が聞かれた。
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