4月の景気指数、3カ月連続改善 基調判断は据え置き「足踏み」

6/7 16:00
 景気動向指数の推移

 内閣府が7日発表した4月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」(2015年=100、速報値)が前月比0・2ポイント上昇の99・4となり、3カ月連続で改善した。基調判断は据え置き、5カ月連続で「足踏み」とした。

 一致指数を構成する項目では、米国や欧州向けが堅調だった輸出数量指数が上昇した。耐久消費財出荷指数も、自動車や二輪車が伸びて改善した。一方、商業販売額(小売業)は押し下げ要因となり、半導体製造装置などの減少を背景に生産指数もやや下落した。

 数カ月先の景気を表す「先行指数」は0・7ポイント上昇の97・6だった。上昇は2カ月ぶり。

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