就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルート(東京)は8日、2024年卒業予定の大学生の就職内定率が1日時点で79・6%だったと発表した。23年卒の同時期に比べ6・5ポイント増で、就職活動が現行日程になった17年卒以降で過去最高となった。
24年卒業予定の大学生らへの筆記試験や採用面接は1日に政府の定める解禁日となったばかりだ。ただ、この日程ルールは形骸化しており、前倒しして選考する企業が多い。学生優位の「売り手市場」の中、早期化に拍車がかかっている。内定を取得した後も34・2%は就職活動を続けていた。
内定を得た企業を業種別に見ると「情報通信業」が29・5%で最多。
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