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JR神田駅が開業100周年 当時の高架橋は今も現役

2019年04月16日 16:22
大正時代に造られたJR神田駅の赤れんが高架橋=東京都千代田区
大正時代に造られたJR神田駅の赤れんが高架橋=東京都千代田区
 JR神田駅(東京都千代田区)が今年、開業100周年を迎えた。1919年に中央線の駅として誕生し、現在は中央線のほか山手線、京浜東北線が発着。地下鉄銀座線とも連絡し多くの乗降客が行き交うが、大正期に建設された高架橋は今も現役だ。関東大震災や戦災を乗り越え、耐震工事を経て、令和の時代も交通の要衝を支えようとしている。

 神田駅は、中央線が当時の起終点駅だった万世橋駅(後に廃駅)から東京駅まで延伸した際、両駅の中間に置かれた。付近が江戸以来の市街地だったことから、ベルリンの市内鉄道をモデルとする高架駅として建造。高架橋は当時の最新技術である鉄筋コンクリート造りで、明治後期に完成した新橋―東京間の総れんが積み高架橋と外観を統一するため、表面を赤れんがで化粧している。

 戦後になってホームが増設され、平成に入ると新幹線の高架橋も建設された。2015年に開通した上野東京ラインの高架橋は、新幹線の高架橋の上に重ねられた。

 開業日の3月1日には記念式典やみこしの巡行で100周年を祝い、高架下では鉄道と地域の変遷をパネルで展示した。

 神田の街づくりを考えるNPO法人「神田学会」の理事を務める小藤田正夫さんは「旧万世橋駅から新橋駅まで続く赤れんがの高架橋は、明治の都市計画に基づく近代化遺産です。また、神田駅では大正、昭和、平成それぞれの時代に造られた高架橋が一度に見られるので、鉄道ファンにはたまらないでしょう」と言う。
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