豪雪地帯にある青森空港(青森市)の除雪隊「ホワイトインパルス」が1日、作業を報道陣に公開し、出動式を開いた。作業の早さ日本一との評判で、多い年は降雪量が累計10メートルを超える空港の安全運航を支えている。
雪が降り続く午前10時50分ごろ、除雪車が一面真っ白になった滑走路に向け動き出した。隊列を組み、勢いよく雪を押しのけ、誘導路などの雪を一掃した。今シーズンは11月30日から除雪を始めている。
出動式には隊員ら約20人が参加。福士真人隊長(43)は「青森空港の空の便の守り手として、離着陸を遅らせないよう安全運転で作業したい」と意気込んだ。
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