鹿児島県・奄美大島の龍郷町は25日、町内にある「奄美自然観察の森」でヒカンザクラが開花したと宣言した。見頃は2月中旬で、2月いっぱいは花見を楽しめそうだという。今年は気温の低下がずれ込んだため、昨年より14日遅かった。
ヒカンザクラは龍郷町の町花。森とその周辺には約千本が植えられている。観光客は、ほころび始めたピンク色のつぼみを見ながら、春の訪れを感じていた。
開花を宣言した則敏光副町長は、奄美大島が2021年7月に世界自然遺産に登録されたのを踏まえ「自然保護と観光振興の二正面作戦で進んでいきたい」と話した。
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