立体化工事が進む国道4号仙台バイパスにある車線数が日本最大級の箱堤交差点(仙台市)で3日早朝、重さ計約600トンの橋桁を架ける工事が一晩で終わった。国道と市道が交わり、右・左折レーンを含めると計22車線が進入する場所で、交差点の上を走る立体化により、頻発する渋滞の緩和や事故の減少を狙う。
国土交通省仙台河川国道事務所によると、片側から少しずつ橋桁を送り出す工法で、約7時間かけ約65メートルの橋脚間に、上下4車線分の橋桁が架けられた。箱堤交差点を含む約1・4キロの区間を立体化する工事の一環で、高架橋は2024年度に開通予定。
|
|