西本願寺も親鸞生誕850年祝い 50年に1度の法要、京都

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 西本願寺の御影堂で行われた、親鸞の生誕850年を祝う「慶讃法要」=29日午前、京都市

 浄土真宗の開祖・親鸞の生誕850年を祝う「慶讃法要」が29日、浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(京都市)で始まった。50年に1度の節目に営む記念の法要で、5月21日まで続く。同様の法要は真宗大谷派本山の東本願寺(同)も4月29日まで行っている。

 西本願寺の法要は、親鸞の像を安置する御影堂で午前10時から始まった。僧侶と参拝者が一斉に念仏を唱えた。29日は全国各地の門徒がバス約60台で訪れ、計約2650人が参拝した。

 門徒以外にもなじみをもってもらえるよう、僧侶の動きや念仏について解説する映像を堂内で流した。信仰の要点をまとめた「領解文」も、平易な表現を使った新しい文言で唱和した。

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