政宗騎馬像、帰還式で修復仕上げ 「世界中に見てもらいたい」

3/31 18:20
 伊達政宗騎馬像のかぶとに弦月前立を取り付ける作業員=31日午後、仙台市

 最大震度6強を観測した昨年3月の地震で破損した伊達政宗騎馬像が修復先から帰還したのを記念し、仙台市は31日、仙台城跡で式典を開いた。修復の仕上げとして像のかぶとにトレードマークと言われる三日月形の弦月前立を取り付けると、集まった大勢の人たちから拍手が起こった。

 郡和子市長は式典で「騎馬像は仙台の観光のシンボルだけでなく、心のふるさとでもある。凜とした姿で帰ってきてうれしい」とあいさつ。歴史好きで、政宗のファンという同市の女性は「これでこそ仙台だなと思った。世界中に見てもらいたい」と喜んだ。

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