金と茶色、モザイクアート 岡山「麦秋」迎える

5/27 05:32
 岡山市の児島湾干拓地で収穫期を迎えた大麦畑。モザイクアートのような風景が広がる=25日(共同通信社ヘリから)

 岡山市南区の児島湾の干拓地で、ビールや麦茶などの原料となる二条大麦が収穫期を迎えている。黄金色の穂が実る畑と、収穫を終えた茶色の畑が織りなすモザイクアートのような「麦秋」の光景が初夏を彩っている。収穫は6月上旬まで続く。

 全国農業協同組合連合会(JA全農)岡山県本部によると、児島湾周辺では「サチホゴールデン」と「スカイゴールデン」の2品種が主に栽培されている。今年は暖冬で雨も少なく、例年より多くの粒が実ったという。

 農林水産省によると、岡山県の二条大麦の収穫量(2022年)は約7940トンで、都道府県別では佐賀、栃木、福岡、熊本4県に続き全国5位。

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

 岡山市の児島湾干拓地で収穫期を迎えた大麦畑。モザイクアートのような風景が広がる=25日(共同通信社ヘリから)
写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
[PR]