元国土交通省事務次官で東京メトロ会長の本田勝氏(69)が30日、民間企業「空港施設」に同省OBの副社長を社長に昇格させるよう求めたことを認めた。会社側は拒絶した。国交省は同社事業の許認可に関わっており、事務方トップを務めた本田氏の要求は民間企業の人事に圧力をかけた形となる。
本田氏は、取材に事実関係を認め「国交省OBと議論し『相談に行ってこい』という話があった」と説明。「軽率な行動。反省しなければならない」と述べた。現役職員の関与は否定した。
社長昇格の実現を念頭に、本田氏は「国交省OBとしてあらゆる形でサポートする」という趣旨の話もしていた。省庁OBによる今回のような働きかけは天下り規制の対象外。
本田氏は昨年12月13日、空港施設の社長、会長と面会。元国交省東京航空局長で、同社副社長の山口勝弘氏(63)の社長昇格を求めた。
空港施設の乗田俊明社長は30日、上場企業として高度なガバナンス(企業統治)が求められ、役員人事は社内手続きに沿って適切に進めるとして要求を拒んだと語った。
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