41道府県議選が告示 3130人超出馬、政令市議選も

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 議員選が行われる41道府県と17政令市

 統一地方選の41道府県議選と17政令市議選が31日告示された。与野党は子育て支援などの人口減少対策や地域経済の活性化を訴え、勢力拡大へ全力を挙げる。道府県議選は総定数2260に対して3130人超が立候補を届け出た。過去2番目に少なくなる見通しだ。既に選挙戦に入っている9道府県知事選、6政令市長選と共に4月9日に投開票される。

 道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄の6都県を除いて実施される。議員のなり手不足を背景に、939ある選挙区のうち4割近くで無投票になる可能性がある。一方、女性の立候補者は、過去最多だった前回2019年より約100人増えて490人前後になりそうだ。

 共同通信社の集計で31日午後0時半現在で、計3134人が立候補を届け出た。自民が前々回15年、前回に続いて総定数の過半数を獲得できるかどうかが焦点となる。

 政令市議選は仙台、静岡、北九州3市を除く、大阪など17市が対象となる。総定数は1005。31日午後0時40分現在の集計によると、1464人が立候補を届け出た。

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