輪島高オンライン併用続く 多数生徒が市外2次避難

2/27 05:49

 能登半島地震に見舞われた石川県輪島市の県立輪島高校は教室での対面とオンライン中継を併用する授業を続けている。学校は2月半ばに再開したものの、市外に2次避難した生徒が多数いるためだ。自らも被災した教員は「子どもたちの日常を少しでも取り戻したい」と教壇に立つ。

 同校は1月下旬から、2次避難で金沢市内や石川県外に移った生徒のため、オンラインとのハイブリッド形式で試験的に授業を開始。9日に予定していた始業式は開けなかったが、文部科学省の応急危険度判定で校舎の安全性が確認された。

 当初、授業は1日2科目をめどに1、2年生向けに開いた。大学受験を控えた3年生には自習室を開放。1月26日に開かれた1年生の「化学基礎」では2クラス計64人のうち実際に出席した生徒は9人、オンライン受講が20人以上だった。

 2月13日、正式に学校を再開した。登校する生徒は大幅に増え、現在は1日の授業数が5科目と地震前の規模に近づいた。交通機関が完全に復旧していないことから、避難所などでオンライン受講を続ける人も多数いる。

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