北方領土元島民、納沙布から慰霊 コロナで4島訪問できず

10/17 15:33
 北海道根室市で行われた北方領土元島民らによる慰霊祭=17日午前

 北海道根室市で暮らす北方領土元島民らが17日、納沙布岬の北方領土資料館で、島に眠る先祖の慰霊祭を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で本年度の4島へのビザなし訪問などがなかったため実施した。

 慰霊祭には約70人が参加。僧侶がお経を唱える中で焼香し、先祖をしのんだ。千島歯舞諸島居住者連盟根室支部の宮谷内亮一支部長(78)は「墓参ができず深くおわびする。来年こそ、再開を国などに要請する」と述べた。

 元島民の平均年齢は85歳を超えており、出席した色丹島出身の得能宏さん(87)は「体力的にも限界が近づいている」と話した。

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