「長崎の鐘」ロシア語に 永井博士学んだ研究員翻訳

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 「長崎の鐘」のロシア語翻訳に助力した長崎大助教の高橋純平さん=6月、長崎市

 長崎での原爆投下後、被爆しながらも救護活動に努めた永井隆博士(1908〜51年)の著書「長崎の鐘」が、初めてロシア語に翻訳され出版された。ウクライナ侵攻が続き、核使用への危機感が強まる中での刊行。翻訳したロシア人医療研究員マルク・トゥルチンスキーさん=米国在住=は「全ての核兵器国の言語に翻訳され、全ての政治家に読まれるべきだ」と話す。

 長崎の鐘は1949年刊。爆心地近くの長崎医科大(現長崎大医学部)で被爆した医師の永井博士が、自らの目で見た悲惨な街の様子や、救護活動に当たった記録を詳細に記す。作曲家の古関裕而が手がけた同名のヒット曲のモチーフにもなった。

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