芸備線でJR西にヒアリング 岡山、広島両県が初

2/1 19:38

 利用が低迷し、JR西日本が一部区間で沿線自治体に存廃を含めた協議を求めている岡山、広島両県の芸備線を巡り、両県は1日、岡山市で同社に初めてヒアリングを実施した。同社は詳しい利用状況や全社的な運輸収入の状況を説明し「利用しやすい最適な地域交通体系を地域とともに模索、実現したい」との意向を改めて示した。

 報道関係者に公開された冒頭、岡山県の池永亘県民生活部長は「芸備線の在り方についての議論の場ではない。維持、利用促進に向けた取り組みの参考にしたい」とヒアリングの意図を強調。終了後は「総論的な内容だったが、有意義だった」と感想を述べた。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
[PR]