第64次越冬隊にバトン 南極・昭和基地で交代式

2/1 21:58
 握手を交わす第64次越冬隊員(左)と第63次越冬隊員=1日、南極・昭和基地(南極観測隊同行記者撮影)

 【昭和基地】南極・昭和基地の運営を前の越冬隊から次の隊に引き継ぐ「越冬交代式」が1日、現地で行われた。基地を1年間守ってきた第63次越冬隊(沢柿教伸隊長)からバトンを受け、第64次越冬隊(樋口和生隊長)の運営がスタートした。

 式典は現地時間午前9時過ぎから基地の広場で行われ、両隊と第64次夏隊員らが出席した。沢柿隊長は「32名誰一人欠けることなく、元気にこの日を迎えたことを心よりうれしく思う。昭和基地、どうもありがとうございました」とあいさつ。樋口隊長は「第63次隊には基地を維持していただき感謝、敬意を表する。1年は長いが、最後は笑顔で帰れるようにしたい」と誓った。

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