米軍の輸送機オスプレイについて、米政府が日本政府に対し、一定の飛行時間に達した機体を対象に、エンジンの動力をローターに伝えるクラッチ関連部品の交換を行うと伝えていたことが分かった。「予防措置であり、機体の安全性に問題はない」としている。政府関係者が5日、明らかにした。
オスプレイを巡っては米空軍が昨年8月、CV22でクラッチの不具合により事故が相次いでいるとして全機を一時飛行停止。これに伴い、陸上自衛隊も木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備中のV22の飛行を一時停止した経緯がある。
政府関係者によると、米側は対象機の所属先や機数などの詳細は示していない。
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