1日8000歩で死亡リスク減 週1〜2日でも、京大

3/29 20:14
 オンラインで1日当たりの歩行数と死亡リスクに関して説明する京都大の井上浩輔助教=29日午後

 京都大の井上浩輔助教らのチームは29日、1日8千歩以上を週1〜2日歩く人は、週3〜7日歩く人と同程度死亡リスクが減少していたとの分析結果を発表した。チームは「運動する時間が毎日取れなくても週末などに数日だけ運動すれば健康の維持が期待できる」としている。

 1日当たりの平均歩数は男性が約6700歩、女性が約5800歩。20歳以上の男女3千人余りを対象に、2005〜06年に米国で実施された健康調査の歩行データなどを分析した。

 1日8千歩以上を週に1日も歩かない人と比べて、週1〜2日歩く人は10年後の死亡率が14・9%低下した。

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

 オンラインで1日当たりの歩行数と死亡リスクに関して説明する京都大の井上浩輔助教=29日午後
写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
[PR]