【北京共同】北朝鮮当局が「インフルエンザを含む呼吸器関連の感染症患者の増加」を理由に、首都平壌で25日午前0時(日本時間同)から5日間を「特別防疫期間」とし、駐在する外交官にも外出を控えるよう求めたことが26日分かった。在北朝鮮ロシア大使館が北朝鮮外務省から25日に受け取ったとする通知内容を公表した。
北朝鮮は医療体制が脆弱なため新型コロナウイルス感染症の再流行が懸念されている。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は26日、新型コロナを含むウイルスの流入や感染拡大を防ぐ対策が強化されているとの記事を掲載した。北朝鮮外務省の通知は新型コロナには言及していない。
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