厳戒下でナワリヌイ氏葬儀 市民ら長い列、拘束者も

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 親類や友人らが参加してモスクワ南東部の教会で営まれた、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の葬儀=1日(ナワリヌイ氏陣営提供、AP=共同)

 ロシアのプーチン政権と対立して弾圧され、北極圏の刑務所で死亡した反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀が1日、モスクワ南東部マリイノ地区の教会で営まれた。同氏陣営の呼びかけに応じ、市民が朝から教会前に長い列を作った。遺体は付近の墓地に埋葬された。治安当局はロシア各地で厳戒態勢を敷き、人権団体「OVDインフォ」によると約40人が拘束された。

 ナワリヌイ氏の妻ユリアさんは1日、「刑務所からでさえも私を笑わせてくれた。あなたが私を誇れるように努力する」とのメッセージを発表し、夫の遺志を継ぐ考えを示した。

 タス通信によると、ペスコフ大統領報道官は1日、追悼の動きについて「無許可集会は違法で、参加者は責任を問われる」と警告した。

 死後2週間を経ての葬儀となり、ひつぎは開始直前に教会に到着。両親や友人らが参列した葬儀の後、墓地に移動して最後の別れを告げ、埋葬された。

 当局は遺体検査を理由に引き渡しを約1週間拒んだが、陣営は24日に遺体が母リュドミラさんに引き渡されたと明かした。秘密裏の埋葬を求める要求は拒否した。

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 反政府活動家ナワリヌイ氏の葬儀が営まれる教会に到着した、遺体を運んだとみられる霊きゅう車=1日、モスクワ(ロイター=共同)
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