2018年 県内十大ニュース

 山形新聞が選ぶ2018年の県内十大ニュースが決まった。1位は公立高校入試での採点ミス問題。本来、合格とすべき1人が不合格になり、追加合格になる事態で、過去のミスとともに1000人を超える教諭が処分された。2位は8月の最上・庄内両地域での豪雨災害で、異常気象の影響は各地で見られた。国際会議開催やインバウンド(海外からの旅行)拡大、ギネス認定や国連教育科学文化機関(ユネスコ)への無形文化遺産登録など世界に本県の魅力をアピールした一年でもあった。

公立高校入試で採点ミス

公立高校の入試で採点ミスが発覚し、陳謝する県教育委員会の幹部=3月29日、県庁 公立高校の入試で採点ミスが発覚し、陳謝する県教育委員会の幹部=3月29日、県庁

本年度の公立高校入試で採点ミスがあり、本来合格とすべき1人が不合格になっていたことが発覚した。県教育委員会が在校生分をさかのぼって調査した結果、計47校で約1200件のミスが判明。県内高校教諭の半数を超える1037人が処分された。

最上・庄内で豪雨、異常気象

記録的な豪雨に見舞われ、ボートで救助される住民ら=8月6日、戸沢村蔵岡 記録的な豪雨に見舞われ、ボートで救助される住民ら=8月6日、戸沢村蔵岡

8月、最上、庄内両地域を2度にわたって記録的豪雨が襲った。各地で観測史上最大の降水量を記録し、集落の浸水や河川の氾濫が発生。農作物や公共土木関係の被害総額は230億円を超えた。置賜地域では渇水となり、各地で真夏日が続いた。

台湾と直結チャーター144便運航

台湾からの国際定期チャーター便の庄内空港への第1便が到着し、歓迎行事が繰り広げられた=10月20日、庄内空港 台湾からの国際定期チャーター便の庄内空港への第1便が到着し、歓迎行事が繰り広げられた=10月20日、庄内空港

144便という過去最多の台湾―山形・庄内間の国際定期チャーター便の運航が10月に始まった。来年2月までの4カ月間で台湾の観光客約1万人の来県が見込まれる。本県のインバウンド拡大の大きな弾みとなり、多言語表記など受け入れ態勢の整備も進んだ。

皇太子さま迎え全国農業担い手サミット

皇太子さまを迎えて行われた全国農業担い手サミット=11月8日、山形市・山形国際交流プラザ 皇太子さまを迎えて行われた全国農業担い手サミット=11月8日、山形市・山形国際交流プラザ

第21回全国農業担い手サミットinやまがたが11月8、9の両日、皇太子さまを迎え、本県で開かれた。皇太子さまは全体会に臨席されたほか、上山市内の学校などを視察。訪問先や沿道では延べ8600人余りの県民が出迎え、温かい人柄に触れた。

ユネスコの無形文化遺産に「アマハゲ」など登録

遊佐の小正月行事の無形文化遺産登録を受け、喜びを爆発させる関係者=11月29日、遊佐町 遊佐の小正月行事の無形文化遺産登録を受け、喜びを爆発させる関係者=11月29日、遊佐町

アマハゲを含む遊佐の小正月行事が11月、「来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録された。新庄まつりに続き、県内2件目。面を着けた神の使いが家々を訪れる行事10件で構成され、遊佐町は3集落が継承する。



十字屋山形店が閉店、46年の歴史に幕

十字屋山形店の閉店セレモニー。多くの常連客、ファンが集まり、シャッターが閉まるまで拍手を送った=1月31日、山形市 十字屋山形店の閉店セレモニー。多くの常連客、ファンが集まり、シャッターが閉まるまで拍手を送った=1月31日、山形市

十字屋山形店(山形市)が1月31日、閉店した。1971(昭和46)年6月に開業し、山形駅前の顔として親しまれたが、売り上げ減、ビルの老朽化により、46年の歴史に幕を下ろした。解体工事も始まり、かつて全国展開した「十字屋」の看板は名実ともに消えた。

国際イベント相次ぐ

IWC日本酒部門の授賞式で金メダル獲得酒を試飲する出席者=5月18日、山形市・ホテルメトロポリタン山形 IWC日本酒部門の授賞式で金メダル獲得酒を試飲する出席者=5月18日、山形市・ホテルメトロポリタン山形

東北初の国連世界観光会議が2月に山形市で開かれた。約30の国と地域の約300人が観光資源としての雪の可能性について意見を交わした。5月にはインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門審査会が行われるなど、本県で国際イベントが相次いだ。

平昌冬季五輪スピードスケートで県関係選手が健闘

2月の平昌冬季五輪で、本県関係選手は過去最多の6人が出場した。2種目で入賞した小田卓朗選手(開発計画研究所)、4大会連続入賞の加藤条治選手(博慈会)ら山形中央高の出身選手4人が出た男子スピードスケート勢が活躍し、四つの入賞を獲得した。

白鷹・男性殺害事件、発生から4年半で元妻逮捕

発生から4年半後に元夫を殺害したとして女を逮捕したことが発表された捜査本部の記者会見=11月14日、長井署 発生から4年半後に元夫を殺害したとして女を逮捕したことが発表された捜査本部の記者会見=11月14日、長井署

白鷹町広野の民家で2014年6月、男性が殺害された事件で、長井署捜査本部は発生から4年半を経て、男性の元妻で無職新野莉紗容疑者(49)を殺人容疑で逮捕した。新野容疑者の事件当時の精神状態や刑事責任能力を調べるための鑑定留置が続いている。

103代目鍋太郎デビュー

日本一の芋煮会フェスティバルでデビューした「3代目鍋太郎」=9月16日、山形市 日本一の芋煮会フェスティバルでデビューした「3代目鍋太郎」=9月16日、山形市

山形市の馬見ケ崎川河川敷で9月に開かれた「日本一の芋煮会フェスティバル」で、直径6.5メートルの大鍋「3代目鍋太郎」がデビュー。芋煮の配食数が目標の5千人を大幅に上回り「8時間で最も多く提供されたスープ」としてギネス世界記録に認定された。

次点雪若丸、本格デビュー

県が15年かけて開発した県産米新品種「雪若丸」が今秋本格デビューした。販売は好調で、群雄割拠のブランド米競争の中で順調な滑り出しを見せている。2019年産は増産が決まっており、県産米ブランドの新たな戦力として期待される。

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