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街なかメタベース便り(4) プロジェクター・夜の大通り、浮かぶ山形

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夜間は歩道に向かって県内の観光地などを紹介する映像が投影される 夜間は歩道に向かって県内の観光地などを紹介する映像が投影される
 山形市の七日町大通りに夜のとばりが降りた頃、山形新聞のデジタル発信拠点「街なかメタベース」(山形グランドホテル内)のガラス面に、映像が浮かび上がる。特殊なフィルムを貼り、室内のプロジェクターから投影させた映像で、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 手軽に大画面の映像が楽しめるプロジェクターは、近年さまざまな改良が重ねられている。従来は、スクリーンや壁面の前に立つと影が映ったり、説明者が投写光をまぶしく感じたりするなどの課題も指摘されてきた。

 街なかメタベースに導入したプロジェクターは「超単焦点型」で、それらの課題が克服されている。スクリーンなどからわずか数十センチ離して設置するだけで、100インチ以上の画面を投影できる。現在は山形県と山形市の広報動画を映し出しており、情感たっぷりの不思議な光景が見られる。放映時間は午後8時半ごろまで。
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