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「AI甲子園」東桜学館が最優秀賞 山形で大会、21校が成果披露
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高校生が部活動形式で人工知能(AI)について学ぶ「やまがたAI部」の活動成果を披露する「やまがたAI甲子園」が21日、山形市の山形商業高で開かれ、東桜学館が最優秀賞に輝いた。
AI部は、企業訪問などを通じて最先端の技術に触れ、活用アイデアの検討などに取り組む。3回目となる今大会は東京都2校、大分県1校を含め、昨年度より9校多い計21校の約100人が参加した。画像認識AIの精度を競う「競技テーマ」、AI活用で身近な課題解決を目指す「探究テーマ」の2種目の総合得点で最優秀賞を決めた。
東桜学館は競技テーマ1位、探究テーマ3位だった。画像認識では、使用AIに別の学習モデルを適用する「転移学習」で精度を高め、ほぼ満点を獲得した。探究テーマは、気象状況に応じて快適な服装を判別するAIづくりに取り組み、生徒の意見を取り入れるなどして利便性向上に努めた。同校2年大井真さん(17)は「努力が報われてうれしい。身に付けた知識や技術を生かし、社会に役立てる方法を今後も考えたい」と話した。
探究テーマ1位は新庄東で、山形西と鶴岡南が審査員奨励賞に選ばれた。AI部は県内の企業、自治体、教育機関でつくるコンソーシアムが運営し、2020年に発足した。
AI部は、企業訪問などを通じて最先端の技術に触れ、活用アイデアの検討などに取り組む。3回目となる今大会は東京都2校、大分県1校を含め、昨年度より9校多い計21校の約100人が参加した。画像認識AIの精度を競う「競技テーマ」、AI活用で身近な課題解決を目指す「探究テーマ」の2種目の総合得点で最優秀賞を決めた。
東桜学館は競技テーマ1位、探究テーマ3位だった。画像認識では、使用AIに別の学習モデルを適用する「転移学習」で精度を高め、ほぼ満点を獲得した。探究テーマは、気象状況に応じて快適な服装を判別するAIづくりに取り組み、生徒の意見を取り入れるなどして利便性向上に努めた。同校2年大井真さん(17)は「努力が報われてうれしい。身に付けた知識や技術を生かし、社会に役立てる方法を今後も考えたい」と話した。
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