山形にフル規格新幹線を

 日本は本格的な人口減少社会に突入した。政府は、東京一極集中の解消やインバウンド(海外からの旅行)を含む交流人口拡大に活路を見いだそうと、地方創生の加速を声高に叫ぶが、地方の脆弱(ぜいじゃく)な社会基盤が、その実現を阻害している。
 地方創生の礎となるフル規格新幹線の実現に向け、山形新聞はキャンペーンを始める。新年は山形新幹線がもたらした恩恵や、全国的な高速化の中で生まれている新たな課題などを検証する。 (「山形にフル規格新幹線を」取材班)
パネル展示や塗り絵などを通じてフル規格化のメリットなどを学んだ県民運動推進キャラバン=山形市・イオンモール山形南
 フル規格の奥羽・羽越新幹線の実現に向けた県民運動推進キャラバンが9日、山形市のイオンモール山形南で行われた。福島県境トンネル整備の早期事業化を重点に訴え、買い物客らにフル規格化のメリットをアピールした。[記事全文]

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