永田町ウオーキング

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永田町ウオーキング

自民党本部 オープンな空気満ちる

2015/3/22 11:44
「カフェスタ」で動画サイトに出演中の谷垣禎一幹事長(右)

 衆参両院議員会館から北上し、平河町方面に向かうと、程なく右手に自民党本部が現れる。安倍晋三総裁(首相)、谷垣禎一幹事長ら党役員、さらには大物経済人らが出入りするため、多くの警察官と警備員が周辺に目を光らせている。2001年の米中枢同時テロ以降、一層厳重になった。

 出入り口周辺は物々しいが、中に入ると1階の南西角には喫茶室に収録スタジオを併設した「カフェスタ」があり、その党名の通りオープンな空気に満ちている。野党に転落した後の11年6月、国民に対し積極的に情報を発信しようと開設したスペースで、ちょうど谷垣幹事長らが動画サイトに生出演中だった。

 定例の党役員会が開かれ、要望活動で首長と地方議員らが訪れることがあるのは4階の総裁応接室。初代の鳩山一郎氏から先代の谷垣氏まで、部屋を取り囲むように歴代総裁の写真が並ぶ。

 自民の食事といえばカレーが定番で、食堂の一番人気。捕鯨文化を伝えようと、和歌山が地元の二階俊博総務会長の肝いりで「くじらキーマカレー」が献立に加わった。

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